サッカー指導者ライセンス

Jリーグや日本代表のサッカー指導者になる為には、サッカー協会が認定するライセンスを取得しなければ就任する事ができない。

元日本代表の本田圭佑氏が、ライセンスが無くても指導者になれる道があっても良いと提言している。

理由として、ライセンスを取得するのには時間がかかり、現役選手ならではの経験や手法を上手く活かし辛い点や、オーナーが自己責任で監督を決めるのだから、監督の能力が無ければ辞めさせればいいだけという点がある。

監督になりたい人間にとっては、ライセンス制度が必ずしもプラスになってはいない。

 

しかし、指導される選手からしてみれば、ライセンス制度はメリットでしかない。クソみたいな指導者から教えられても有害にしかならないので、ある程度は能力が保証された人間から指導を受ける事ができるというのは、安心である。

 

もちろん本田氏の考えでは、指導者は努力してより良い指導をするのが当たり前という前提の上で提言しているのだろうが、サッカーにとって選手と監督どちらを優先して考えるべきかを問うたら、選手を最優先すべきで、ライセンス制度は必須であろう。